内視鏡検査
内視鏡検査

動物の病気を診断する際、血液検査やレントゲン検査、超音波(エコー)検査が主に行われますが、これらの検査だけでは病気の原因を特定しきれないことがあります。当院では、内視鏡を用いた検査・治療を行っております。お腹を切開することなく、体への負担を抑えた処置が可能です。「原因不明の嘔吐や下痢が続いている」「異物を飲み込んでしまった」といった場合は、一度ご相談ください。
内視鏡検査は、動物への負担と苦痛を取り除くため、基本的に「全身麻酔下」で行われます。安全に実施するため、以下の流れと事前準備にご協力をお願いいたします。
事前診察と麻酔前検査
安全に麻酔をかけるため、検査日から1週間以内に血液検査やレントゲン検査(※年齢や基礎疾患により追加検査あり)を実施し、全身状態を評価します。
検査前日〜当日の準備(絶食・絶水)
麻酔時や検査中の誤嚥(胃の内容物が逆流し、肺に入ってしまうこと)を防ぐため、厳格な食事制限が必要です。
検査当日(麻酔と内視鏡の実施)
当日の健康状態に問題がなければ全身麻酔をかけます。
麻酔中は心拍数や呼吸を厳重にモニターします。安定後、内視鏡を挿入し、観察・組織採取・異物摘出等を行います。
下部消化管内視鏡検査の場合、内視鏡の挿入前に腸管を洗浄します。
検査・処置は30分~1時間程度となります。
検査後の回復と退院
検査終了後、完全に麻酔が覚めて自力で歩けるようになるまで、数時間ほど入院(院内で安静)していただきます。
日中の処置の場合、多くは夕方に帰宅が可能です。
処置により出血が想定されるケースや、基礎疾患により麻酔後の経過に注意が必要なケースでは、そのまま入院をご提案する場合もございます。
検査結果のご説明と帰宅後のケア
当日または後日、画像をご覧いただきながら結果をご説明します。(病理検査に出した場合は、結果判明まで1週間程度かかります)。
帰宅後は翌日から飲水・食事が可能です。
当院では、内視鏡処置に関する他院からのご紹介およびセカンドオピニオンにも対応しております。内視鏡検査をご希望の場合は、安全に検査を行うため、事前に診察またはご相談でのご来院をお願いしております。ご希望の方は、お電話にてお問い合わせください。
症例1
症例2
ミニチュアダックスフンド(8歳)/下痢・血便(大腸・直腸ポリープ生検)
症例3
症例4
症例5
猫(9歳)/鼻水・くしゃみ(後鼻腔リンパ腫の生検)





TOP