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犬のよだれが多いときの原因と対処法|危険なサインと受診の目安|八幡みなみ動物病院|市川市の動物病院

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犬のよだれが多いときの原因と対処法|危険なサインと受診の目安

犬のよだれが多いときの原因と対処法|危険なサインと受診の目安|八幡みなみ動物病院|市川市の動物病院

犬のよだれが多いときの原因と対処法|危険なサインと受診の目安

「最近よだれの量が多い気がする」「口のまわりがいつも濡れている」そんな変化に気づくと、心配になりますよね。

よだれは、食べ物を見たときや暑い日のパンティングなど、生理的な反応として自然に出ることも多い一方で、病気のサインとしてあらわれることもある大切な変化です。

今回は、犬のよだれが増える原因や、受診を検討すべきサイン、そして診察で行われる検査や治療についてご紹介します。

■目次
1.正常なよだれと異常なよだれの違い
2.犬のよだれが多くなる主な原因
3.ご自宅での観察ポイントと注意事項
4.動物病院で行う検査と治療の流れ
5.まとめ

 

正常なよだれと異常なよだれの違い

犬のよだれには、問題のない“正常なもの”と、注意が必要な“異常なもの”があります。いつもと違う様子が見られたときには、体調の変化を見極めるきっかけになることもあります。

<正常なよだれ>

一時的な刺激による生理的なよだれで、以下のような場面で見られます。

食べ物を見たり、匂いを嗅いだとき
興奮・緊張したとき(ドッグランや動物病院など)
車酔いをしたとき

また、犬種によってもよだれの量には差があります。セントバーナードやマスティフなどの大型犬は、口の構造上よだれが多く出やすい傾向があります。

<異常が疑われるサイン>

次のような場合は、病気やケガの可能性を考える必要があります。

よだれの量が急に増えた
粘り気が強く、糸を引くような状態
よだれに血や泡が混じる
口臭が強くなった
口がうまく閉じられない

「いつもと少し違うな」「この状態が続いているな」と感じたときは、早めにご相談いただくのがおすすめです。

 

犬のよだれが多くなる主な原因

よだれの増加には、口の中のトラブルから全身の異常まで幅広い原因があります。

・口腔内のトラブル(最も多い原因)
歯周病、歯の破折、口内炎、異物が刺さっているなど、口の中の痛みや炎症でよだれが増えることがあります。口臭食欲の低下片側だけで噛むといった行動が見られることもあります。

歯周病についてはこちらから

・中毒や誤食
観葉植物や薬品、チョコレート・玉ねぎなどの食品を口にした場合、突然のよだれ増加吐き気震えが見られることがあります。これらは命に関わる中毒のおそれもあるため、早急な対応が必要です。

食中毒についてはこちらから

・消化器・神経系の異常
胃の不調神経疾患があると、吐き気けいれん飲み込みにくさ(嚥下障害)などを伴ってよだれが増えることがあります。

・熱中症
暑い季節に、パンティング(ハァハァとする呼吸)とともに大量のよだれが出る場合は、熱中症の疑いがあります。舌の色が赤く、ぐったりしている場合は特に注意が必要です。

熱中症についてはこちらから

・口やのどの腫瘍
慢性的によだれが続く口の片側が腫れている出血食欲不振があるときは、腫瘍の場合もあります。

口腔内腫瘍についてはこちらから

口の中の異常だけでなく、体全体の異常が原因となることも多いため、注意が必要です。

 

ご自宅での観察ポイントと注意事項

よだれの原因を見極めるためには、日常の様子を丁寧に見てあげることがとても大切です。焦らず落ち着いて、愛犬のいつもの様子と比べながら観察してみましょう。

<観察するポイント>

次のような点を意識して見ておくと、診察時に役立ちます。

よだれの色・粘度・におい・混じり物(血・泡など)
食欲や飲水量、元気の有無
体の震えや呼吸の速さの変化

<口の中を見るときの注意>

口の中を確認したい場合は、無理をしないことが大切です。
痛みがある場合、思わぬ反射で咬んでしまうこともあります。嫌がる様子が見られたり、出血があるときは、無理に続けずに中止し、動物病院に相談しましょう。

<応急的な対応>

もし急な症状に気づいた場合は、次の点を参考にしてください。

・誤食が疑われる場合
口の中を無理に触ったり、すすいだりせず、すぐに動物病院へご連絡ください。
飲み込んだ物によっては、処置の早さが回復を左右することもあります。

・熱中症の疑いがある場合
風通しのよい涼しい場所で安静にさせ、冷たいタオルなどで体をやさしく冷やします。
水は無理に飲ませず、少しずつ与える程度にとどめ、できるだけ早く受診してください。

日々の小さな変化に気づいてあげられるのは、いつも一番そばにいる飼い主様だからこそです。「おかしいな」と思ったときは、早めに動物病院に相談しましょう。

 

動物病院で行う検査と治療の流れ

よだれが増える原因を正確に見つけるためには、口の中の状態だけでなく、全身の健康をあわせて確認することが大切です。一見すると口のトラブルのように見えても、内臓や神経など体の中の異常が関係している場合もあります。

<診察・検査>

まずは、飼い主様からこれまでの経過を丁寧に伺い、愛犬の様子を一緒に確認していきます。いつから症状が出ているか、食欲や元気の有無、嘔吐・けいれんなどの併発症状がないかなど、日常の小さな変化が診断の大切な手がかりになります。

そのうえで、必要に応じて以下のような検査を行います。

口腔内検査:歯や歯ぐき、粘膜の状態、異物の有無を丁寧に確認します
血液検査・画像検査:内臓や神経の異常、腫瘍など全身的な病気を調べます

<治療の一例>

検査結果をもとに、原因や症状に応じて適切な治療を行います。

歯周病:スケーリング(歯石除去)や抜歯などによる治療
中毒:点滴や解毒処置などの緊急対応
熱中症:体温を下げる処置と点滴による水分・電解質の補正
腫瘍:外科的な切除や、必要に応じて内科的サポートを実施

八幡みなみ動物病院では、見た目の症状だけで判断せず「なぜその症状が起きているのか」を一つずつ丁寧に探る診療を大切にしています。

 

まとめ

犬のよだれが多いとき、それが一時的なものなのか、病気のサインなのかを見極めることが大切です。よだれの変化は、口の中のトラブルだけでなく、体の内側で起きている異常を知らせてくれることもあります。

「なんだかいつもと違うかも」と感じたときは、無理に様子を見続けず、できるだけ早めにご相談ください。早い段階で原因を見つけることで、より穏やかに回復を目指せる場合もあります。

八幡みなみ動物病院では、検査結果だけでなく、年齢や体調、生活環境なども考慮しながら、その子にとって最も安心できる治療方法をご提案しています。飼い主様としっかり話し合いながら、一緒に回復への道を歩んでいけるよう丁寧にサポートいたします。

 

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