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犬が足を舐める理由と対処法|皮膚トラブルから心理的要因まで解説|八幡みなみ動物病院|市川市の動物病院

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犬が足を舐める理由と対処法|皮膚トラブルから心理的要因まで解説

犬が足を舐める理由と対処法|皮膚トラブルから心理的要因まで解説|八幡みなみ動物病院|市川市の動物病院

犬が足を舐める理由と対処法|皮膚トラブルから心理的要因まで解説

「気づくと足を舐めている」「寝る前になるとずっと足を舐め続けている」そんな様子を見て心配になったことはありませんか?

犬が足を舐める行動はよく見られますが、その背景には皮膚のかゆみや痛み、ストレスなどさまざまな原因が隠れていることがあります。なかには、放っておくと皮膚炎が悪化したり、慢性的なストレス行動へと発展してしまうケースもあるため、注意が必要です。

今回は、犬が足を舐める主な理由や注意したいサイン、そして動物病院での診察や治療について解説します。

■目次
1.犬が足を舐める主な理由
2.舐め続けることで起こる悪循環と注意点
3.動物病院での診断と治療の流れ
4.まとめ

 

犬が足を舐める主な理由

犬が足を舐める行動には、さまざまな背景があります。一見「癖」のように見えても、体の不調や心のストレスが関係していることも少なくありません。

ここでは、主な原因を身体的なものと心理的なものに分けてご紹介します。

<身体的要因>

まずは、体に異常がないかを確認することが大切です。皮膚や関節、筋肉のトラブルがある場合、痛みやかゆみを感じて舐めることがあります。

・皮膚炎やアレルギー
かゆみや赤み、毛の変色などが見られる場合は、皮膚炎やアレルギーの疑いがあります。ノミやダニの刺激、またはフードの成分が合わないなど、原因はさまざまです。

アレルギーについてはこちらから

・ケガや異物の混入
散歩中に小さなトゲや砂が刺さったり、肉球がひび割れて痛みを感じていることもあります。

・感染症(細菌・真菌など)
舐め続けることで皮膚が湿り、細菌やカビが繁殖しやすくなります。悪化すると化膿や脱毛が進むこともあります。

マラセチア皮膚炎についてはこちらから

・関節や筋肉の痛み
特にシニア犬では、関節炎やケガの痛みを和らげようとして足を舐めるケースもあります。

関節炎についてはこちらから
変形性関節症についてはこちらから
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<心理的・行動学的要因>

体に問題がない場合、心の不調や環境の変化が関係していることもあります。犬にとって「足を舐めること」は、ストレスを和らげようとする行動のひとつでもあります。

・ストレスや不安
留守番が多い、環境が変わったなどのストレスから、自分を落ち着かせようと足を舐めることがあります。

・退屈や習慣化
刺激の少ない生活が続くと、「暇つぶし」として足を舐める行動が癖になることがあります。

・強迫行動(過剰な自己グルーミング)
「舐めずにいられない」ほど繰り返す場合は、強いストレスや不安が関係していることがあります。放置すると皮膚が炎症を起こし、痛みや感染の悪循環につながります。

こうした行動には、犬なりの理由や気持ちのサインが隠れています。「どうして舐めているのかな?」と優しく見守る気持ちを持ちながら、体と心の両面から原因を探っていくことが大切です。

 

舐め続けることで起こる悪循環と注意点

舐めすぎることで皮膚のバリア機能が壊れ、かゆみや痛みが強まり、さらに舐めるという悪循環に陥ることがあります。この状態が続くと、治りにくい慢性皮膚炎になってしまうこともあります。

<悪化のサイン>

以下のような変化が見られたら注意が必要です。

赤みや湿り気がある
毛が薄くなっている
毛が茶色く変色している
触ると痛がる、あるいは舐める範囲が広がっている

見た目には軽く見えても、痛みやかゆみが強い状態になっていることも少なくありません。
自己判断で「様子を見よう」とせず、できるだけ早めに動物病院で相談することが大切です。

 

動物病院での診断と治療の流れ

足を舐める原因を正確に突き止めるためには、皮膚の状態だけでなく、体全体の健康状態や生活環境を丁寧に見ていくことが大切です。一見「足だけの問題」に見えても、アレルギーや痛み、ストレスなど複数の要因が関係していることもあります。

<診断の流れ>

当院では、検査の際もできるだけ負担をかけずに進めることを心がけています。

▼問診と観察
まずは、飼い主様からこれまでの経過を詳しく伺います。舐める部位や頻度、きっかけとなる出来事、生活リズムやストレスの有無などを一緒に確認し、行動の背景を丁寧に探っていきます。飼い主様が気づいた小さな変化も、診断の大切なヒントなります。

▼各種検査
問診の内容をもとに、必要に応じて以下のような検査を組み合わせて行います。

皮膚検査:細菌・真菌・ダニなどの有無を確認
アレルギー検査:血液検査や除去食試験でアレルギーの可能性を確認
関節・神経の検査:痛みや違和感が行動に関係していないかを確認

<治療の一例>

検査結果をもとに、原因や症状に合わせて治療を行います。

原因に応じた内服薬や外用薬による治療
フード管理やスキンケアの見直し
ストレス緩和や行動療法など、心理的要因へのアプローチ

八幡みなみ動物病院では、症状を一時的に抑えるだけでなく、再発を防ぐための根本的なケアを重視しています。原因を一つずつ丁寧に探り、飼い主様としっかり相談しながら、その子に合った治療プランを一緒に考えていきます。

 

まとめ

足を舐める行動は「癖」と思われがちですが、体や心からのSOSサインであることも少なくありません。原因を見極め、適切に対処することで、かゆみやストレスから解放され、快適に過ごせるようになります。

「少し舐めすぎているかも」と感じたときは、ぜひ一度ご相談ください。早めの受診が、愛犬の健康と穏やかな毎日を守る第一歩になります。

 

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