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手術症例|八幡みなみ動物病院|市川市大和田の動物病院・ペットホテル

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手術症例

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手術症例

膝蓋骨内方脱臼

膝のお皿が本来おさまっている溝から脱臼してしまう病気です。脱臼の程度や動物の症状により、内科的管理と外科手術の判断をすることが重要です。手術を行う場合、症例に合わせて複数の術式を実施します。
症例では滑車溝造溝術と関節包縫縮、内側支帯切離による整復を行いました。

脛骨粗面の剥離骨折

脛骨粗面とは、膝のすぐ下にある靭帯が付着する部分のことです。
成長段階にある若い犬では、強い力が加わることで、この脛骨粗面の骨がはがれてしまうことがあります。
脛骨粗面の骨折は、成長に伴い骨の変形や脱臼につながる場合もあります。
手術ではピンとワイヤーで剥がれた骨を元の位置に固定します。

尿道再建

尿道再建

尿道が狭くなったり、損傷をした場合に、尿の通り道を新しく作りなおす手術になります。
動物では尿道閉塞による、会陰尿道造瘻術がよく行われます。
症例は尿道と会陰部の外傷が重度であったため、尿道を乳頭部に開口する、骨盤前尿道造瘻術という手術を行っております。

消化管腫瘍

消化管腫瘍

胃や腸に発生する腫瘍です。嘔吐や下痢、食欲不振などが症状として見られることが多いです。外科切除だけではなく、抗がん剤治療などが行われることもあります。
症例では大きくなった腫瘍により腸が閉塞を起こしていたため、緊急的に腸管切除術を行っております。

脾臓腫瘍

脾臓腫瘍

犬では脾臓の腫瘍は比較的よくみられます。大きくなっても症状を認めず、健康診断などで偶然発見される場合もあります。
脾臓の腫瘍は悪性でなくてもお腹の中で出血を起こしやすいため、状況によって外科手術による脾臓の全摘出が選択されます。
症例は猫の肥満細胞腫という腫瘍で、脾臓の全摘出後には化学療法を実施しております。

眼瞼内反症

眼瞼内反症

眼瞼内反症では、まつ毛や顔の毛が触れてしまうことで、眼球に慢性的な刺激を与えます。これにより、涙目や眼を開けづらそうにする症状が続くようになります。眼の周辺の皮膚が余ることでまぶたが内反していることが原因となりますので、眼周囲の皮膚を切開して縫い縮める手術を行います。
症例は抜糸後の様子で、内反が矯正され、瞼の縁が確認できるようになっています

子宮蓄膿症

子宮蓄膿症

高齢の未避妊の動物に多く、細菌感染により子宮内部に膿が溜まってしまう病気です。
そのままにしておくと、多臓器不全や敗血症、子宮破裂による腹膜炎を引き起こして命に関わることもあります。緊急性の高い病気の一つです。
症例では膿の貯留した子宮と卵巣の摘出を行いました。

外傷性肘関節脱臼

子宮蓄膿症

関節脱臼の治療は皮膚の上からの整復(非観血的整復)と、外科手術による整復(観血的整復)に分けられます。
症例では非観血的整復と包帯固定にて治療を行いましたが、再び脱臼がみられてしまいました。
そのため、外科手術を適応し、創外固定法により整復を実施しています。創外固定具は術後17日で解除を行いました。