2026年6月30日

愛犬や愛猫のかゆみがなかなか治らなかったり、薬を使うと良くなるものの、しばらくするとまた症状が出てきたりしていませんか?
皮膚病は犬や猫で非常によく見られる病気ですが、症状を繰り返すケースも少なくありません。その背景には、アレルギーや感染症、体質、生活環境など、さまざまな要因が関係していることがあります。
そこで今回は、市川市周辺で犬・猫の皮膚科診療に対応した動物病院をお探しの方へ向けて、皮膚科で診る病気や受診の目安、当院の診療内容についてご紹介します。
皮膚科とは|どのような病気を診る診療科?
皮膚科は、皮膚だけでなく耳や被毛に関するトラブルも含めて診る診療科です。
<皮膚科で対応する主な病気>
犬や猫の皮膚病では「かゆい」「赤い」「毛が抜ける」といった症状がよく見られますが、同じような見た目でも原因はひとつではありません。
・アレルギー性皮膚炎
・外耳炎
・膿皮症
・マラセチア皮膚炎
・ノミやダニなどの寄生虫疾患
・ホルモン疾患に伴う皮膚トラブル
・皮膚腫瘍 など
例えば、同じ「かゆみ」でもアレルギーが原因の場合もあれば、感染症や寄生虫、ホルモンの異常が関係している場合もあります。そのため、症状を一時的に抑えるだけでなく、原因を整理しながら治療を進めていくことが重要です。
外耳炎についてはこちらから
マラセチア皮膚炎についてはこちらから
ノミ・ダニについてはこちらから
犬のクッシング症候群についてはこちらから
犬の甲状腺機能低下症についてはこちらから
猫の甲状腺機能亢進症についてはこちらから
脂肪腫についてはこちらから
こんなときは受診を|様子見との違い
皮膚トラブルは急に命に関わることは少ない一方で、長引くことで生活の質が低下したり、症状が悪化したりすることがあります。
<早めの受診をおすすめするケース>
次のような症状が見られる場合は、一度ご相談いただくことをおすすめします。
・かゆみが続いている
・夜も眠れないほどかいている
・赤みや湿疹が広がっている
・毛が抜けてきた
・耳を頻繁にかいている
・皮膚や耳のにおいが強くなった
・同じ症状を何度も繰り返している
特に「治ったと思ったらまた再発する」というケースでは、症状の背景に別の原因が隠れていることも少なくありません。
<セカンドオピニオンという選択肢>
皮膚病は長期的な管理が必要になることも多いため、次のような場合にはセカンドオピニオンをご検討いただくこともひとつの選択肢です。
・治療を続けているが改善しない
・一時的によくなっても再発を繰り返す
・原因が分からないまま症状が続いている
原因や治療方針について別の視点から確認することで、病気への理解が深まったり、その後の治療について納得して進めやすくなったりすることがあります。
当院の皮膚科診療|原因を見極めるための診察と検査
皮膚病は見た目だけでは原因を判断できないことも多く、適切な治療のためには原因を整理していくことが大切です。
<診察の流れ>
診察では、いつ頃から症状が始まったのか、どのような経過をたどっているのかを詳しくお伺いします。また、生活環境や食事内容についても確認しながら、皮膚や耳、被毛の状態を丁寧に確認していきます。
<主な検査>
必要に応じて、次のような検査を組み合わせて原因を調べます。
・皮膚検査
・耳垢検査
・被毛検査
・寄生虫検査
・血液検査
皮膚病は複数の原因が重なっていることもあるため、検査結果と症状を総合的に判断して診断を進めます。
<治療の考え方>
治療方法は原因によって異なります。例えば、以下のような治療や管理方法を組み合わせながら、その子に合った治療方針を検討します。
・飲み薬による治療
・塗り薬による治療
・シャンプー療法
・食事管理
・アレルギー管理
当院では、症状の改善だけでなく、その背景にある原因や体質にも目を向けながら診療を行っています。
ご家庭でできるケアと再発予防のポイント
皮膚病は、動物病院での治療だけでなく、ご家庭でのケアも重要になります。
<ご家庭で意識したいポイント>
日頃から次のようなケアを行うことで、皮膚トラブルの予防や再発防止につながることがあります。
・定期的なブラッシング
・適切なスキンケア
・皮膚の状態に合ったシャンプー
・ノミ・ダニ予防
・食事管理
皮膚や被毛の状態を普段から観察することで、小さな変化にも気づきやすくなります。
<注意したいこと>
人用の薬を使用したり、症状が落ち着いたからといって自己判断で治療を中断したりすることは避けましょう。
また、かゆみ止めだけで様子を見続けることで、本来の原因が見つかりにくくなってしまうこともあります。特に再発を繰り返している場合には「なぜ繰り返しているのか」を改めて見直すことが大切です。
まとめ|皮膚トラブルは早めの相談が改善への近道
犬や猫の皮膚病は非常によく見られる病気ですが、一見同じような症状でも原因はさまざまです。かゆみや赤み、脱毛などの症状が続いている場合や、何度も再発を繰り返している場合は、原因を整理することで改善につながるケースも少なくありません。
八幡みなみ動物病院では、皮膚の状態だけでなく、生活環境や全身状態も含めて丁寧に確認し、その子に合った治療をご提案しています。セカンドオピニオンのご相談にも対応しておりますので、「なかなか良くならない」「原因を詳しく調べたい」といった場合もお気軽にご相談ください。
■関連する記事はこちら
・犬や猫のフケ、実は病気のサインかも?原因・対処法・受診の目安を解説
・知らないと危険?愛犬・愛猫の抜け毛の原因について獣医師が解説
・愛犬・愛猫が耳をかゆがる…実はトラブルのサインかも? 獣医師が原因を徹底解説
・犬の皮膚病|よくある症状と原因とは?獣医師が教える予防とケア方法
・犬の皮膚の赤み、原因はノミ・ダニだけじゃない!季節・犬種別の総合対策ガイド
・犬がお尻を擦るのはなぜ?原因と対処法・受診の目安を獣医師が解説
・愛犬のイボは良性?悪性?獣医師が教える見分け方と適切な対処法
・犬が足を舐める理由と対処法|皮膚トラブルから心理的要因まで解説
・猫の抜け毛が多い?「病気のサイン」と「正常な換毛」の見分け方
千葉県市川市大和田の動物病院なら「八幡みなみ動物病院」
医院案内はこちらから
診療案内はこちらから